美しさは変化し
自分自身を アップデートするもの
千葉 加奈 ヘアスタイリスト&ヘアメイク
3月8日は、女性を祝福し、「女性の生き方」を考える国際女性デー。様々な分野で活躍する6名の女性たちにインタビューを行い、女性の美しさの可能性について語っていただきました。さらに、自由に自分らしく、しなやかに生きる女性たちの魅力に迫ります。
千葉 加奈(ヘアスタイリスト&ヘアメイク)
2019年にElilume from zaccに入店。翌年スタイリストに。ボブやショートのカットが得意。SNSでサロン情報を発信中。
@elilume_chiba
elilume.com
千葉さんが考える女性の美しさ
スタイリスト1年目の千葉さん。幅広い年齢層のお客様に接することが、サロンワークのモチベーションに繋がっている。
「年上のお客様との会話を通して、女性の美しさに対する価値観が大きく変わりました。気遣いができて、おしゃれや美容を心から楽しんでいる方が多くて、美しさは年齢の若さではないんだと思いました。皆さんの内面から出るパワーに、私が元気をいただくくらいです」
振り返ると、自分自身も年齢を重ねるごとに美しいと感じる対象が変化しているのだという。
「学生時代はロングヘアでしたが、2年前に思いたってばっさり切り、ボブにしました。それに合わせて自分らしさを表現できるようになり、価値観もアップデートできました。お客様からカットでボブをオーダーいただくことも増えたんですよ。美しさとは、自分を高めてくれるだけではなく、周囲に広まっていくもの。自分が変わることで、誰かが美しく変わる後押しになっているのだと思います」
「美」を支えるアイテム
WEB 限定インタビュー
千葉さんのお仕事とライフスタイル
若手スタイリストの千葉さんは、毎日が挑戦の連続。Elilume from zaccに入店してからは、自分で考えて行動する場面が増え、その経験から学ぶことが多いのだという。
「お客様や一緒に働くスタッフのリアクションから、サロンでどのように動けばいいか分かるようになってきました。特に代表の和野さんの導きで、自分が理想とする美容師像が頭の中で描けるようになったんです。日々技術を磨いて、今日より明日、今週より来週の自分が成長しているようにしたい。いつチャンスが来てもいいように準備しておきたいんです」
休日は友人に会って情報交換をしたり、街に出てリサーチを行い、自らセンスを磨くようにしている。
「ショップに足を運んで洋服やお店の空間を見るなどして、自分が好きなテイストを追求しています。街に行き交う人を見て、ヘアスタイルを観察したり、サロンモデルのお願いのお声がけをして、Instagramに載せる作品撮りにも取り組んでいます」
お仕事で欠かせないアイテム
Photo_Okabe TokyoIntervIew&text_Aika Kawada