SEE/SAW × PeopleBeauty and Possibility

Special Interview;

Rina Mizumura

スペシャルインタビュー

水村里奈 表現者として輝く理由
──髪の“動き”を美しく
魅せるために

フリーのコンテンポラリーダンサーとして、
人気アーティストのミュージックビデオの振り付けや出演など
幅広く活躍している水村里奈さん。
“美しい表現”、“髪の動き”をとことん追求する、
輝かしい彼女の魅力とライフスタイルをお届けします。

水村里奈 コンテンポラリーダンサー/振付家

幼少期からクラシックバレエを初め、東京都立総合芸術高校でコンテンポラリーダンスと出会う。日本女子体育大学舞踊学専攻を奨励生として卒業後、フリーのダンサーとして活動。振付家、モデル、2022年からは自身のダンスウェアブランド「OFF POSE」も立ち上げるなど、多方面で活躍している。

表現者として
大切にしていること

  • ──コンテンポラリーダンサーというお仕事を選ばれた理由を教えてください。

       「気付いたら自分の人生の大半をダンスが占めていたので、選んだというよりも、好きなことを頑張っていたら仕事になっていた、という感じですね。ただ、出会いのきっかけは、東京都立総合芸術高校の「コンテンポラリーダンスコース」に第1期生として入学したことです。小さい頃からバレエを習っていて、元々バレエが大好きだったのですが、このコースを選んだことで、コンテンポラリーダンスが大好きになったんです。自分の表現したいことをより自由に表現できて、バレエのように決められた正解がなく、自分自身で正解を作り出す。そういう部分が多く、コンテンポラリーダンスに魅了されたのだと思います。高校卒業後もダンスが学べる大学に進学しました」

  • ──正解がないとなると、正解の“基準”を持つのが難しそうな印象です。

       「そうですね。なんでも正解になるということは、自分の中に自分だけの正解を持っていないと表現の強みが無くなるんです。だからこそ、色々な人の踊りの表現や作品を観たり、自分の好きな色や好きな音楽、好きなファッションなど、自分らしいものが何なのかを常に探して、感性を磨いてきました。学生時代は、様々なスタイルの作品で踊らせていただき、この表現は自分にすごくハマるな、これは違和感があるけど勉強になるな、と経験や迷いを経て、徐々に自分らしい表現や雰囲気を見つけていきましたね」

  • ──表現者として活動する中で、苦労されたことはありますか?

       「コンテンポラリーダンスは、ストリートダンスやバレエのように決まりがないからこそ、わかりにくいと感じる方が多いんです。自分のクオリティがどのくらいなのかも評価が難しいので、見てくださった方に感動を与えたり、美しいなと思ってもらうためにどのように実力をつけるか、と考えなくてはいけない部分はやっぱり大変ですね。自由だからといって自己満足での表現をすれば、いわゆるアーティストになってしまうので、常に自分を客観的に見て、何を届けられるかということは作品ごとに考えています。だから、たとえばリラックスしてもらえたらいいなと思って表現した作品を見たファンの方から、『すごく気持ちが落ち着きました』という感想が届くと、表現したいことがきちんと伝わったんだなと感じることができ、やる気に繋がりますね」

  • 「SEE/SAW MUSEUM 2nd」では、
    圧巻のコンテンポラリーダンスを披露

  • ──客観的に自分を見るために、どんなことをされているのですか?

       「最近だと、自分のカメラで映像の撮り方や編集を勉強して、画面を通しての表現を研究しています。どんな動きをすれば、温度感や香りを想像してもらえるかな? と考えながら、ミュージックビデオを自分で作ってみたり。そうすることで、映像作品を作る際に、監督や周りの方達とのコミュニケーションもすごく取りやすくなったんです。この踊りは右側から撮った方がキレイだなとか、この映像にはこのような踊りがいいのではないかなど、色々と研究・努力をした結果、頭の中のイメージを上手く共有・提案できるようになり、ゼロベースから入る仕事ももらえるようになりました。今後、クリエーション段階から関わるお仕事をもっと増やしていきたいので、この表現の研究方法を続けていこうと思っています」

ヘアスタイルは、
“踊り”に大きく影響するんです

  • ──表現を美しく魅せるために、心がけていることはありますか?

       「心も体も、調子が良い状態を常にキープするようにしています。自分の取り扱い説明書みたいなものをある程度把握していて、崩れてしまったときに戻す方法を何パターンか持っているんです。私の場合、仕事も休みも予定がしっかり詰まっていて、人と会っていると調子が良くなるので、一日中誰とも会わないことがないようにします。買い物に行ったり、ジムに行ったり。体が疲れているときは、整体などのメンテナンスの日として、施術をしてくれる人に会うようにしています。フリーランスだからこそ、一人じゃ何もできないことを知っているので、誰かを巻き込んで一緒に進めていくことで、“何もできていない自分に落ち込む”という状態にならないように予防線を張っています」

  • OFF

    オフの日に友人と食事を楽しむ水村さん

  • ──素敵ですね。では、あまりオンとオフの切り替えは意識されていない?

       「人と会っている方がエネルギーをもらえるので、特に切り替えていないかもしれないです。でも、外見でいうと、オフの日はあまりストレスをかけないようにしています。特に髪。ナチュラルヘアに帽子やカチューシャを組み合わせてスタイリングを楽しんだり、髪をいたわるために、サロントリートメントに行ったりもしますね。ヘアスタイルは表現をするときに大きく影響を与えるので、ヘアサロンには頻繁に通っていて、美容師さんにいつも相談をしているんです。例えば今だと、顔周りは短く揃えたところでラインを見せて、動いたときに毛流れがキレイな残像として残るようなカットにしてもらっています」

新しい「SEE/SAW」で
表現したいこと

  • ──髪の動きも、表現者として大切なものの一つなのですね。

       「指定された動き方や動きの制約がない場合は、同じ空気の中、頭から指先、足先まで、糸を通すような感じで流れるように動く方が、見ている方の気持ちを引き込むことができる気がするんです。だからこそ、髪も流れるように動かすために、日々扱いやすくしておくことが重要なのですよね。強さやシャープな表現をしたいときはタイトにまとめて艶を、繊細な雰囲気を表現したいときは、フワッと自然体な動きを出したい。そのために私は、ヘアケアもきちんとするようにしています」

  • ──どんなヘアケアをされているのですか?

       「ブローをする前は、必ずアウトバストリートメントを塗布したり、頭皮用の美容液を使ってマッサージをしています。最近使っているシャンプーとトリートメントは、SEE/SAWのBALANCEタイプ。まず香りがとても良いのですが、加えて、泡立ち感に感動して。あまり力を入れなくても柔らかく包み込まれるような感覚で、心地良いんです。翌朝のまとまり感で、気持ちにポジティブな影響を与えてくれるところもすごく魅力的です。日常生活のことがそのままダンスに繋がる気もするので、髪をいたわることで自信になれば、それが表現に現れるんですよね。

  • 私は、ヘアスタイルも装飾の一つだと考えているんです。表現を彩ったり、動きをより美しく魅せるためには、新しいメイクやダンスの技術を磨くのと同じくらい、髪をキレイにすることがとても大切。あえて髪を長く伸ばしてそれをトレードマークや表現の一つとして踊る方がいるくらい、髪によって踊り方や雰囲気もガラッと変わるものなので、その表現の広さを探るのは、ダンサーとして、表現者としても大事なことだと思っています」

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  • Photo_ Takaki Kusumoto(will creative)
  • Composition & interview, text_ Natsumi Takahashi(Spacy72・TEAM TAKAHASHI)

INFORMATION

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